大谷10号到達 8本が中堅から逆方向、シーズン28発ペース

[ 2019年6月29日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス8―3アスレチックス ( 2019年6月27日    アナハイム )

<エンゼルス・アスレチックス>3回、10号2ランを放つ大谷
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 エンゼルス大谷は今季10本塁打中8本(80%)が中堅から逆方向。昨年は22本塁打のうち中堅から左翼方向は13本(約59%)で、中堅から逆方向への本塁打が大幅に増えた。また、今季の過去9本は全て真ん中か高めを打ったもので、低めは初めて。低めを打った長打は、サイクル安打を記録した今月13日レイズ戦での三塁打だけだった。

 大谷の10号は今季出場44試合、180打席目での到達。22本塁打した昨年は10本塁打が8月3日で58試合、201打席目だったが、今季は14試合、21打席早かった。ここまでのペースだと残り80試合で18本塁打、シーズン28発ペースとなる。また、大谷はこれで通算32本塁打。過去、日本選手が32本塁打までに要した試合数では大谷が148、松井秀喜と城島健司が245、井口資仁が266、福留孝介が405 と続き、大谷が飛び抜けてペースが速い。

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