広島 交流戦明け連敗 巨人と2・5ゲーム差に開く 延長戦は1分け挟んで4連敗

[ 2019年6月29日 22:35 ]

セ・リーグ   広島1―2DeNA ( 2019年6月29日    横浜 )

サヨナラ負けで、引き揚げる広島ナイン(撮影・島崎忠彦)
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 交流戦で5年ぶり4度目の最下位に終わった広島は、延長戦の末、DeNAに1―2でサヨナラ負け。交流戦明けもこれで2連敗となり、最大14あった貯金が4まで目減りし、首位・巨人が勝ったためゲーム差が2・5に広がった。

 先発投手のアドゥワは7回を伊藤光のソロ本塁打のみの1失点と力投したが、打線にあと1本が出ず。5回にバティスタ、田中広、磯村の3連打で同点に追いついたが、6回の2死二塁では主砲・鈴木が凡打に終わり、7回にメヒア、バティスタの連打で無死一、三塁と絶好の勝ち越しチャンスを迎えながら田中広三振、磯村併殺打で無得点に終わると、8回は3番手・エスコバーから代打・高橋大、野間、菊池涼が3者連続三振。延長10回には先頭・田中広のこの試合3本目となる安打と犠打で1死二塁としたが、ここで勝負強さに定評のある代打・会沢が敬遠され、続く代打・長野は2球目を併殺打に斬って取られた。

 その裏、4番手としてマウンドに上がった左腕・中村恭は先頭の代打・桑原に左翼フェンス直撃の三塁打を許すと、神里、ソトを連続三振に仕留めて2死までこぎつけたものの、ロペス敬遠の後で筒香も四球で歩かせて満塁。最後は宮崎の詰まった当たりが中前に落ちてサヨナラ負けとなった。

 広島のサヨナラ負けは6月4日の西武戦(メットライフD)に続いて今季2度目。延長戦は今季12試合目だが、これで●△●●●と1分けを挟んで4連敗となった。

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2019年6月29日のニュース