宝塚星組トップスター紅ゆずる、甲子園で“魔球”は不発!? 綺咲愛里と始球式

[ 2019年5月30日 18:28 ]

セ・リーグ   阪神―巨人 ( 2019年5月30日    甲子園 )

<神・巨>始球式を行う紅ゆずる (撮影・成瀬 徹) 
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 この日の伝統の一戦は「宝塚歌劇105周年記念ナイター」として行われ、星組のトップスター・紅ゆずる、トップ娘役・綺咲愛里が始球式を務めた。宝塚歌劇団の現役スターが甲子園で始球式を行ったのは史上初。

 背番号「9071(くれない)」のユニホームを身にまとってマウンドに上がった紅は2度首を横に振ってから大きくうなずいて投球。梅野が「サインを出してくださいました」というが、ボールは大きく右にそれ「あの魔球を繰り出すと思ったんですが…」と残念がった。それでも「まさかこのような光栄な場所を与えていただけるとは思っていなかった。私たちは舞台と客席で平行だけど、360度見られるというのはどんな感じだろう、と選手の皆さんを尊敬しております」と大役を終え感動しきり。一塁側ベンチ前で紅の投球を見守った綺咲も「紅さんが投げるところを一番近くで応援させていただけた。阪神はじめ野球をたくさん応援していきたいと思う」と話した。

 紅と綺咲は10月13日付での退団が決まっており、7月12日から行われるサヨナラ公演、ミュージカル・フルコース「GOD OF STARS―食聖―」、スペース・レビュー・ファンタジア「Eclair Brillant(エクレール ブリアン)」を控えている。

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