ソフトB 一夜で首位返り咲き!8年目釜元がプロ初猛打賞「いいアピールになった」

[ 2019年5月30日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク5-2オリックス ( 2019年5月29日    京セラD )

6回1死一塁、釜元は左前打を放つ(撮影・坂田 高浩)
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 わずか1日で首位に返り咲いたソフトバンクのヒーローは、8年目の釜元だ。2―2の4回1死二、三塁で左腕・松葉の初球カットボールを右前へ決勝の2点適時打。「狙い球を絞って、どうやって打つかをイメージしていた」。2回にも初球を右前打。6回には2球目を左前に運んだ。4月にプロ初安打をマークした苦労人がプロ初の猛打賞を決めた。

 左腕対策として右打者を並べる中、9番に起用された唯一の左打者。試合前まで左腕には16打数2安打、打率・125だったが「いいアピールになったと思う」。柳田、上林ら外野の主力がそろって離脱する中、1軍にしがみついている。

 チームは連敗を3で止め、水曜日は今季9試合目で初勝利。工藤監督は「これからは水曜日が常にいい日になるように」と笑顔でバスに乗り込んだ。

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2019年5月30日のニュース