広島ついに月間19勝目、25年ぶりに球団記録更新 20歳の若鯉・山口快投、打線も爆発13得点

[ 2019年5月30日 21:29 ]

セ・リーグ   広島13―0ヤクルト ( 2019年5月30日    神宮 )

<ヤ・広>7回2死一塁、バレンティンを三振に打ち取る山口(撮影・森沢裕)
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 広島が投打に渡ってヤクルトを圧倒し、ともに今季最多となる16安打13得点で完勝を収め3連勝。5月の成績を19勝4敗1分けとし、1994年8月にマークした月間最多18勝を塗り替える球団新記録を樹立した。ヤクルトは球団ワーストの年間96敗を喫して最下位になった2017年の7月に並ぶ14連敗。セ・リーグ記録でもある1970年の球団ワースト16連敗に「あと2」と迫るとともにDeNAが勝ったため、ついに最下位に転落した。

 広島は初回、バティスタの右越え13号ソロで先制し、さらに鈴木の15試合連続安打となる中前打と西川の22試合連続安打となる右前打で2死一、三塁としてから磯村が左中間へ2点適時二塁打を放って初回に3点を先取。

 4回に菊池涼の左前適時打で1点を加えた広島は5回に3点を入れ、6回には田中広がバックスクリーンへ2号3ラン。中盤で一気に試合を決めると、プロ初先発の2年目右腕・山口が7回2死までノーヒットの快投を見せ、7回1安打無失点でプロ初勝利を挙げた。

 ヤクルトは先発投手の小川が5回途中7失点KO。打線は7回2死から村上が左前打を放つまで無安打に抑えられた。

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2019年5月30日のニュース