阪神「令和」は巨人に負けなし 矢野監督、377日ぶり白星の高橋遥称賛「本当に大きかった」

[ 2019年5月30日 21:56 ]

セ・リーグ   阪神5―2巨人 ( 2019年5月30日    甲子園 )

<神・巨>7回を投げ切った高橋遥(右)を出迎える矢野監督(撮影・北條 貴史)
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 阪神が3連勝。巨人戦は4連勝で、令和になってからはいまだ巨人に負けがない。初回、1死一、三塁から4番・大山が巨人先発・ヤングマンの変化球をとらえて左翼フェンス越えの先制3ラン。5回にも無死三塁から大山が中前適時打を放った。7回にも主将の糸原が左犠飛を放ち、貴重な追加点を挙げた。

 先発の高橋遥は7回、プロ入り最多の120球を投げ4安打2失点、9奪三振と力投。昨年5月18日の中日戦(ナゴヤドーム)以来、377日ぶりの勝ち星を挙げた。ヒーローインタビューでは「すごい引っ張ってくれたので、思い切って投げることができました」と捕手の梅野に感謝。矢野監督も「もともと勝てるようなピッチングもあったんですけどね。今日も最後、もう1イニング、何とか頑張ってくれた。本当に大きかった。遥人にも勝ちが一つ付いたんでね。能力が高いピッチャーなんでね。これからもしっかり頑張っていってくれるんじゃないかなと期待を持てるようなピッチング」と左腕の力投をねぎらい、今後に期待を膨らませた。

 4打点の大山についても「本当にいいところで4番の働きをしてくれました。凡打のときでもしっかり走るとか、フライでもしっかり走る姿をしっかり見せてくれているんでね。そういうところを含めて本当に4番らしくなってきていると思います」と頼もしそうに話していた。

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2019年5月30日のニュース