阪神・矢野監督「551」劇勝が大反響 蓬莱幹部の耳にも届いた

[ 2019年5月30日 19:35 ]

セ・リーグ   阪神―巨人 ( 2019年5月30日    甲子園 )

<神・巨>1回裏、先制の3点本塁打を放った大山を笑顔で迎える矢野監督(右)(撮影・後藤 正志)
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 阪神の矢野監督は30日、報道陣との雑談で大阪名物「551蓬莱」のCMを知らない珍しい記者に対して驚きを隠せない表情をみせた。「(551蓬莱のCMは)関西人なら誰でもわかるやろ。ウソやろ!」。

 実は延長12回、4時間30分に及んだ死闘の末にサヨナラ勝利を挙げた前日29日の試合後には独特の言い回しで劇的な1勝を振り返っていた。「551の蓬莱やぞ。あるときーないときーばっかりやって。あるときーないときーあるときーないときー言うて。もう551の社長から差し入れお願いします! コマーシャルできるんちゃう?」。好機で虎ファンは歓喜し、好機を逃すとため息。繰り返された前夜の光景を「551蓬莱」のCMにように例えたようだ。

 その反響は大きく、実は一夜明けたこの日には蓬莱社の幹部の耳にも届いていた。本当に猛虎への差し入れが届く可能性も十分。一方、ネット上ではサヨナラ勝利後のチーム成績が27勝22敗で、くしくも勝率が・551だったことが話題を呼んでいた。伝統の一戦で起こった歓喜の“551”だった。

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2019年5月30日のニュース