清宮 フォーム微調整で今季1号 城石コーチ助言で生まれた“余裕”

[ 2019年5月30日 22:35 ]

パ・リーグ   日本ハム8―0ロッテ ( 2019年5月30日    札幌ドーム )

<日・ロ>有原と一緒にポーズを取る清宮(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムの清宮幸太郎内野手(20)が30日、「5番・DH」で出場したロッテ戦(札幌ドーム)で球団通算8000号となる今季1号3ランを放った。

 3回に4番・中田が通算7999号を放って迎えた、5―0の4回1死一、二塁だった。カウント0―1からロッテ先発の種市が投じた内角低めの141キロ直球を中堅席へ放り込んだ。「なかなか真っすぐに合っていなかったけど、確実に捉えられて良かった。ホッとしたというのが一番。(球団通算8000号は)その前に中田さんが1本打ってくれたおかげなので感謝です」。今季2度目のお立ち台に上がった20歳は笑顔を振りまいた。

 試合前の早出練習で打撃フォームを微調整したことが奏功した。最近はトップに入るタイミングがやや遅く、城石打撃コーチから「トップに入った状態で長くボールを見たらどうなの」と助言を送られた。早くトップの位置をつくることで、打席内でボールを長く見る余裕が生まれ、清宮も「(フォームを微調整した)そのたまものですね」と効果を実感した様子だった。

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2019年5月30日のニュース