阪神 梅野、攻守で西を盛り立て お立ち台で「勝つバ~イ!」

[ 2019年4月15日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神5―2中日 ( 2019年4月14日    甲子園 )

<神・中>梅野(左)とともにお立ち台で絶叫する西(撮影・北條 貴史)
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 これぞ女房役だ。阪神・梅野が攻守で躍動し、西を盛り立てた。「西さんのためにも何とか逆転したかったので、いい場面で打つことができて良かったです」。同点に追いついた4回、なお1死一、二塁から吉見の初球スライダーを捉え、二遊間を破る勝ち越しの適時打を放った。終わってみれば、これが決勝点になった。

 マスクをかぶっては、ぬかるんだマウンドで奮闘する西を懸命にリード。「とにかく先頭バッターを大事に。合言葉のように話していた」。走者を背負うと作戦を警戒する投球が必須。特に雨の悪条件下では走者への警戒心が隙となり、致命傷につながりかねない。「普段より繊細になる中、動くボールで両サイドを突いていけた」。先頭打者の出塁は7回のうち2回だけ。悪天候にも勝った。

 そんな西から「学ぶ」ことが多い。「いい時も悪い時も本当にポジティブ。いい意味で開き直ってどんどん攻めていける」。たとえば7回だ。京田に二塁打で2点目を失い「もう少し粘れたら…」と反省している時に「俺(の投げるコース)が曖昧になって打たれただけやから!」と笑顔で背中を叩かれた。常に前向きな姿勢に目を開かされる思いだ。

 バッテリーで上がった殊勲の壇上。「顔が似ていると言われているので」と笑いを誘い、「明後日も、勝つバ~イ!」と声をそろえて締めた。9日のDeNA戦でサイクル安打の活躍後に“決めセリフ”を初披露。翌日から4連敗が始まった。再び巡ってきたお立ち台。言う否か迷っていると西から「関係ない! 関係ない!」と背中を押されたという。

 「“それ言ったら、あかん!”という声が聞こえてきましたけど…。明日も自分たちのパフォーマンスを発揮したい!と思ってやっているので、これからも継続していきたい」。酸いも甘いもあった1週間を勝利で締め、西と一緒に満面の笑みを並べた。(巻木 周平)

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