巨人・原監督が見つめる新人たちの“第一歩” 自身の“第1打席”には数奇な運命が…

[ 2019年2月8日 09:15 ]

<巨人宮崎キャンプ>高橋(左)のピッチングを後方で見る原監督(撮影・森沢裕)
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 巨人の宮崎春季キャンプで、原辰徳監督(60)が「一番緊張した」と初々しい記憶を口にした。ドラフト1位・高橋(22=八戸学院大)のシート打撃初登板を翌日に控えた4日だ。「これから先、5年、10年という長いキャリアの中でプロ野球をやるでしょうから、しかと見届ける」と期待。新人時代に初めて立った自身の第1打席を引き合いに出した。

 回想したのはプロ初の実戦形式に臨んだ1981年の宮崎春季キャンプ。同年にドラフト1位で入団し、4年前の同1位右腕・藤城和明氏と対戦した。結果は初球を打ち、現ひむか球場の左翼へ場外本塁打を放った。その裏には、数奇な運命が隠されていた。

 「これは忘れもしないんだけど」と原監督は切り出した。「僕は高校3年生の時にジャイアンツに入りたいって思っていた。その時にジャイアンツはドラフト1位でどうしても即戦力のピッチャーが欲しいと。僕は(高卒で)プロに行かずに大学へ行くことが決まった」。巨人が藤城氏を1位指名する方針を固めたことで、東海大相模から東海大進学を決意させた相手だった。

 フリー打撃とは違い、全首脳陣、ナインが見つめる前で行うシート打撃。自身を回想した指揮官は「どうぞ、注目していてください」と報道陣に促した。翌5日、主力打者7人に3三振を奪う衝撃デビュー。次は、10日の紅白戦で初実戦を迎える。(記者コラム・神田 佑)

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