広島・大瀬良、フリー打撃で“長野斬り” 9球投げ安打性ゼロ

[ 2019年2月8日 09:30 ]

広島・春季キャンプ ( 2019年2月7日 )

ランチ特打に登板し、長野を相手に投げる大瀬良(撮影・奥 調)
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 広島・大瀬良大地投手(27)は宮崎・日南キャンプ第2クール最終日の7日、フリー打撃に初登板し打者4人に対して安打性わずか3本に抑えた。さらなる飛躍を予感させるマウンドだった。投じた37球はすべて真っすぐ。打者4人と対戦し28スイングで安打性3本に封じたが、長野に対しては初球から3球続けてファウルさせるなど9球で安打性ゼロと完璧な「長野斬り」を披露した。

 「(打者は)目慣らしの段階ですから。長野さんとは巨人時代から僕の方が相性が良かったのもありましたけど(今季から)味方になってくれたので、たくさん打ってくれると思います」

 巨人・長野とは相性が良く被打率・083(36打数3安打)で許した打点もソロ本塁打による1点だけ。ほぼ完璧といっていい内容だった。長野は今キャンプで初めて現役投手を相手に打席に立ったが、首位打者(11年)、最多安打(12年)を獲得するなどした好打者だけに、この内容は価値があると言える。

 積み上げた実績が貫禄を感じさせる。昨季は27試合登板で15勝7敗、防御率2・62。クオリティースタート(6回以上を自責点3以下)21度はリーグ最多で最多勝利と勝率1位のリーグ2冠を獲得した。11月の日米野球第4戦では5回2安打1失点と好投。今月6日に日南キャンプを視察した侍ジャパン・稲葉篤紀監督からは「コントロール、マウンドの立ち振る舞い、堂々と投げていると大きな成長を感じた」と評価された。

 今キャンプでは5日にブルペンで100球を投げるなど調整は順調。今後はシート打撃に登板予定で段階を踏んでギアを上げていく。「フォームのバランスがもう少しかなというのが率直な感想。もう1段階、力を入れたところでバランスが、ちょっと。強度が上がっていく中で、もっと良くなると思う」。リーグ4連覇を目指すチームにあって、いよいよ風格が漂い始めた。(湯澤 涼)

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