ヤクルト・ドラ8吉田が下克上2安打 平成ドラフト大トリ男 新人最速マルチ

[ 2019年2月8日 05:30 ]

ヤクルト紅白戦   白組7―2紅組 ( 2019年2月7日    浦添 )

紅白戦で2安打と気を吐いた新人の吉田(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトは今キャンプ初の実戦となる紅白戦を行い、ドラフト8位・吉田(明治安田生命)が白組の「8番・二塁」で先発出場。2回2死、大下から右前打を放つと、6回1死から田川の内角高め144キロ直球を右翼線二塁打とした。「ファーストストライクから振っていこうと思っていた。結果が出て良かった」と振り返った。

 昨年のドラフトでは支配下選手では最後の83番目で指名された。「(自分より)下はいない。上がるだけ。食らいついていきたい」。12球団で試合を行った球団は他に巨人など3球団だが、新人で複数安打を記録した選手はいない。平成最後の指名選手が最速でマルチ安打を放った。

 一日約10時間にも及ぶ「地獄」のキャンプは初体験。初日の練習後には車のトランクに荷物を入れるときに足がつった。打撃練習では石井打撃コーチらから右腰が逃げる癖を指摘されて修正。「スイングの良しあしが分かるようになって、迷いがなくなり振れるようになった」と成長を実感している。小川監督も「守備と走塁が良いイメージだったが、シャープな打撃ができていた」と褒めた。

 理想には日米通算2220安打の青木を掲げ「青木さんみたいな打撃ができるように。これからたくさん見ていきたい」と話す。そして、もう一人の「目標」を挙げた。「吉田輝星君に負けないように頑張ります」。18年ドラフト組では同姓の日本ハム1位が話題だが、後年「大成の年」だったと言わしめる。(黒野 有仁)

 ◆吉田 大成(よしだ・たいせい)1995年(平7)3月7日生まれ、千葉県出身の23歳。小1で野球を始める。佼成学園から明大に進み、4年時に東京六大学リーグで春秋連続ベストナイン。明治安田生命では1年目から遊撃のレギュラーを獲得した。1メートル74、78キロ。右投げ左打ち。

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