佑、清宮と“初対決” 19球で安打性3本「思い入れのある選手」

[ 2019年2月8日 05:30 ]

打撃投手で清宮と対戦した日本ハム・斎藤
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 日本ハムの斎藤佑樹投手(30)が6日(日本時間7日)、アリゾナキャンプで初となるフリー打撃に登板。早実の後輩でもある清宮幸太郎内野手(19)と対戦し、19球を投じて安打性の打球は、柵越え1本を含む3本だった。昨季は2年ぶりに未勝利だった右腕が、巻き返しに向けて順調に調整を続けている。

 約5分間で19球。それでも濃密な時間だった。早実の後輩である清宮との「初対決」を終えた斎藤は、言葉に充実感をにじませた。

 「思い入れのある選手だし、(対戦を)楽しみにしていた。いいバッターに対して投げることができて、いい練習になったと思う」

 キャンプ第2クール3日目で栗山監督ら首脳陣が演出した「早実対決」。スタッフ、関係者の視線が18・44メートルの距離で対峙(たいじ)する2人に集中した。序盤は制球が定まらず、8球目には高めの直球を左越えに運ばれたが、15球目には内角直球でバットをへし折るなど、安打性の打球はわずか3本。打者の目が慣れていない時期でもあり「あまり参考にはならない」と冷静に分析したが、現状について「投げてる感じは去年よりもいい」と手応えをにじませた。

 早実のエースとして06年夏の甲子園で全国制覇。小学生だった清宮は田中(現ヤンキース)を擁する駒大苫小牧との決勝引き分け再試合の激闘をアルプスで観戦していた。斎藤は6年後の12年10月27日に、巨人との日本シリーズ第1戦が行われた東京ドームで、始球式を行った清宮と初対面。「体が凄く大きい、と思ったことを覚えています」と述懐する。

 11年のプロ入りから2年間で11勝をマークも13年以降は昨季までの6年間でわずか4勝。背水の覚悟で9年目に臨む。「(斎藤)佑樹は覚悟して入ってきているのが分かる」と栗山監督。かつての輝きを取り戻し、3年ぶりのVに貢献する。(山田 忠範)

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