阪神・中谷、チーム1号3ランで再ブレークの予感「もっとアピールする」

[ 2019年2月8日 05:30 ]

阪神紅白戦   紅組10―7白組 ( 2019年2月7日    宜野座 )

紅白戦の2回2死一、三塁、中谷は左越え3ランを放つ(撮影・大森 寛明)
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 華々しい2019年の幕開けだった。2回、2点を先制しなおも2死一、三塁。紅組の4番に座った阪神・中谷がフルカウントから望月の148キロ速球を捉え豪快に左翼芝生席に運んだ。チーム1号となる3ランで、注目された大山との「4番対決」第1ラウンドを制した。

 「追い込まれた中で、いろんなボールに対応しようとした結果、しっかり打つことができてよかったです」

 早くも練習の成果を最高の形で披露した。証言するのは矢野監督だ。「あいつは(練習で)センターから逆方向に打つというのを間違いなく意識している。確実性を上げたいという部分もあると思う。あっち(右方向)に打ちにいきながら(自分の)ツボに入った時は本塁打。4番って打てるボールを打つだけではなれない。自分のペースに巻き込んだりするのが4番」。初回2死一塁では直球を右前打。本塁打は甘いコースを仕留めたものだが、雰囲気があったからこそ、生まれた。

 昨春キャンプでは当時の金本監督から第1クールのMVPに指名されるなど順調なスタートを切ったはずが、シーズンでは低迷。結果的に77試合出場で5本塁打、26打点、打率・230に終わった。期する思いを秘めた沖縄で、昨季とは違うアピールに成功した。

 「右方向にも打てた。いろんなところに打てれば、打率も上がりますから。もっとアピールしていきたい」

 くしくも17年もチーム実戦1号を放ち、シーズンでは自己最多133試合出場で20本塁打した。再ブレークを予感させる吉兆アーチ。新助っ人マルテも未知数なだけに、進化した中谷にもチャンスは必ず来るはずだ。(山本 浩之)

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