原監督殿堂入り祝賀会 渡辺主筆や安倍首相出席

[ 2018年12月10日 21:19 ]

巨人の原辰徳監督(右)の野球殿堂入りを祝う会に出席した安倍首相(代表撮影)
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 プロ野球巨人の原辰徳監督の野球殿堂入りを祝う会が10日、東京都内のホテルで行われ、頸椎の一部を骨折し、8月に入院した読売新聞グループ本社の渡辺恒雄代表取締役主筆や安倍晋三首相ら560人が出席した。

 渡辺主筆が公の場に出るのは入院後初めて。壇上で原監督は、3度目の巨人監督就任に「今回は渡辺主筆より命は受けていないが、山口(寿一)オーナーからこれは主筆と全く同意見だと伝え聞いたとき、もう一度頑張ろうと思った」と、感謝の言葉を述べた。巨人の山口オーナーによると、渡辺主筆は自力で歩いて中座し、入院中の病院に向かったという。

 安倍首相は、あいさつで原監督を「政治にも詳しい。こっちの世界に来ないかなという思いもあったが、巨人の監督に就任されたので諦めた」と持ち上げ、場内の笑いを誘った。

 今年、原監督と同時に野球殿堂入りを果たした松井秀喜氏は「巨人に入団した時の4番打者で、見上げるような存在でした。引退する年、試合に出なくてもベンチの中央に座って仲間に声援を送り、全く腐る姿を見せなかった。それにすごく感動しました」とビデオメッセージを寄せた。

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