“高嶋節”さく裂 25分間仁王立ち 智弁和歌山前監督勇退記念パーティー

[ 2018年12月2日 05:30 ]

智弁和歌山・中谷監督(右)から花束を受け取る高嶋前監督
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 監督として春夏甲子園大会で歴代最多68勝を挙げ、今年8月に勇退した智弁和歌山前監督・高嶋仁氏(72、現名誉監督)の勇退記念パーティーが1日、和歌山市内のホテルで開かれた。奈良・智弁学園時代の教え子の阪神・高代延博2軍チーフコーチ、智弁和歌山出身の中日・岡田俊哉投手、日本ハム・西川遥輝外野手ら200人が出席した。

 高嶋前監督は「こんなに集まってくれて、これだけで満足です」とあいさつ。甲子園大会で3度の優勝、出場回数は計38回と歴代最多を誇るが「記録を作るのは選手だが、選手を育てたのは監督。そこは間違わんといてほしい」と呼びかけ、会場を爆笑の渦に巻き込んだ。予定の15分間を超える25分間を代名詞の「仁王立ち」で話し切った。

 今後は名誉監督として中谷仁監督をサポートする一方、来春選抜ではNHKの解説を務めることも発表。「私の時代よりも強いチームをつくる。それだけのモノを持っている」と後継者にエールを送った。

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2018年12月2日のニュース