糸井 故障に悩まされ不完全燃焼の1年「来年やり返したい!」

[ 2018年12月2日 05:30 ]

おごと温泉トークショーに浴衣姿で参加した糸井と坂本(右)     (撮影・成瀬 徹)   
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 阪神の糸井嘉男外野手(37)が1日、坂本とともに滋賀県大津市のおごと温泉でトークショーを開いた。今季は打率・308、16本塁打68打点を残しながらもケガに悩まされた糸井は“超人ボディー”をさらにグレードアップさせ、38歳となる来年のシーズン完走を目指すことを誓った。

 濃紺の浴衣がはち切れそうだった。オフでもムキムキの肉体で、さっそうと宴会場に現れた糸井。“超人”の目線は、すでに来季だけを見据えていた。

 「今年ですか…、振り返りません! 残念な結果に終わって、来年やり返したいなと思っています!」

 個人的な数字はともかく、『試合に出たい』、『勝ちたい』という思いが人一倍だけに悔しい1年となった。6月30日のヤクルト戦で死球を受け、右足腓骨(ひこつ)を骨折。驚異的回復で7月13日の球宴第1戦で強行復帰したものの、その後もしばらく影響が残った。9月21日の広島戦ではダイビングキャッチした際に左肩を強打。数試合、出場を続けたが、同29日に「左肩腱板部分損傷」が判明し、そこで糸井の18年が終わった。

 いずれも試合中のやむを得ない負傷。それでも、悔しい。昨季も右膝や右脇腹を痛め、離脱を経験。移籍3年目となる来季こそシーズン完走が大目標となり「もちろん!」と語気を強めた。

 ケガに負けない「ニュー・超人ボディー」をつくるべく、このオフも独自でトレーニングに励んでいる。左肩の状態は「リハビリをしっかりやって、今は治りました」と万全を強調。浴衣越しにも体の仕上がりの良さは一目瞭然だ。今年1月にはボディービルのように肉体美を競うフィジークの日本王者、石井良亮氏に弟子入りしたことが話題となり「2日しかやっていないのに(新聞で)ああなるんで。筋肉キャラみたいになってるんで。まあ、間違いないんですけど」と“超人節”で爆笑を誘った。

 来年で38歳だが、最高のお手本がいる。4歳上の福留は今季1度も登録を抹消されることなく、攻守の柱として完走。「レジェンドやから」と敬意を表しながら「やっぱり、福留さんを見てたらまだまだやらなあかんかなと思っていますけど」と意欲を燃やした。トークショーの司会者から「60歳ぐらいまでやれそう」と振られると「杖ついてやります」とまたまた笑わせた。

 試合に出れば、どんな剛腕も打ち砕くパワーは健在。怖いのはケガだけだ。“最大の敵”を攻略すべく、超人的肉体に更なる磨きをかける。(山添 晴治)

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