中学では大谷より「自分が上」…藤浪も認めた天才投手が姿を消したワケ

[ 2018年12月2日 22:41 ]

エンゼルスの大谷(AP)
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 2日放送のTBSドキュメントバラエティー「消えた天才」(日曜後7・00)で、かつて大谷翔平投手(24=エンゼルス)を倒した天才たちを大追跡。中学時代に大谷を破り、日本一に輝いた天才中学生投手の現在の姿に迫った。

 中学日本代表でチームメートだった藤浪晋太郎投手(24=阪神)が「全部勝てていなかった」「天才って言葉は簡単に使いたくないですけど本当にすごい投手でした。天才。大谷でも勝っていたのは身長ぐらい」と評するのは、2009年の中学全国大会を制した東京代表・世田谷西の天才投手だった横塚博亮さん(24)。中学生ながら最速142キロの快速球を武器に、大谷擁する岩手代表の一関を完封するなど、同大会の最優秀選手にも選ばれた。

 ところが、高校時代にさらなる成長を遂げ、日本ハムからドラフト1位指名を受けるまでになった大谷とは裏腹に、横塚さんはプロの世界に入ることなく、野球の表舞台から姿を消した。

 「(中学時代は大谷を)意識するまでもなく自分が上だと思っていた。大谷選手が高校で152とか153キロをマークした時に凄いなと思ったし、焦りが出た」。当時17歳。多い日で400球の投げ込みに打撃でも深夜まで自主練習とオーバーワークがたたり、右手小指の骨折や脚の肉離れとケガが続き、最後は右肩の骨にとげが形成され激痛が走る「ベネット障害」が致命傷となった。

 「高校でプロを諦めました。大谷を超えたり、プロで活躍するためにやった結果なので後悔はない。そういう野球人生もあるのかなと」。現在は特別支援学校で教員として働く。「大谷選手に勝った先生として、それを誇りに教員人生を歩んでいきたい」と柔和な表情で語った。

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