ヤクルト小川監督　続投決定「ありがたい、その思いしかない」

＜ヤ・中＞１１回２死一、二塁、サヨナラ弾の上田を小川監督が笑顔で抱き寄せる（撮影・大塚　徹）
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　ヤクルトの小川淳司監督（６１）が来季も続投することが正式決定した。今季は２年契約の１年目で、続投が既定路線だったが、２日の広島戦前、クラブハウスで衣笠剛球団社長兼オーナー代行（６９）が意思確認したという。

　監督代行期間を除き、来季は２期で通算６年目。受諾した小川監督は「ありがたい、その思いしかない。優勝するためにチーム一丸で戦っていく思いに変わりはない。勝つことが一番大きいが、戦力をいかに整えるかも含めてやっていかないと」と話した。

　今季はここまでリーグ２位。昨季球団ワースト９６敗を喫し最下位に沈んだチームを再建し、交流戦は初の最高勝率に輝いた。同社長は「（監督を）５年間やってＳＤ（シニアディレクター）を３年、持てる知識と経験で今季に取り組んでくれた」と評価した。