U18金足農・吉田 初回3ラン被弾重く「少しストレートに勢いがなかった」

[ 2018年9月5日 21:30 ]

U18アジア選手権1次ラウンドA組   日本1―3韓国 ( 2018年9月5日    サンマリン宮崎 )

<U18 日本・韓国>1回1死一、二塁、吉田はキム・デハンに先制3ランを打たれる(撮影・岩崎 哲也)
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 日本は夏の甲子園で準優勝に輝いた金足農の吉田輝星(3年)が今大会初登板し、初回に先制3ランを被弾。この一発が決勝打となり韓国に敗れた。

 「初回の3ランをのぞけば、いいピッチングだった。全体(練習)から外れてストレッチで調整してきたが、あそこで3ラン。少し調整不足かなと。少しストレートに勢いがなかったので変化球中心になるかなと」。計881球を投じ、甲子園を沸かせた右腕は宿敵・韓国相手に今大会初登板。初回から最速149キロをマークし、強力打線をねじ伏せにかかった。しかし、四球と味方の失策で1死一、二塁から4番のキム・デハンに初球の高めに浮いたスライダーを左翼席に運ばれ、3点を先制された。

 結局、95球を投げ、6回を2安打3失点、5奪三振で交代。ただ、2回以降はセーフティーバンドによる内野安打1本と完璧に抑え込んだ。「相手の打者の嫌なところを突けた。2回以降のピッチングを次の試合ではしていきたい。3ランがなければ1―0で勝っていたと思うので、次はチームを救うような投球をしたい」とスーパーラウンドでの雪辱を誓った。

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2018年9月5日のニュース