JABA パナソニック吉川は登録資格剥奪 必要な手続き踏まずDバックスと入団契約書交わす

[ 2018年9月5日 15:01 ]

パナソニックの吉川峻平投手
Photo By スポニチ

 日本野球連盟(JABA)は、プロ球団との契約締結に必要な手続きを踏まず、大リーグ・ダイヤモンドバックスと入団契約書を交わしていたパナソニックの吉川峻平投手(23)に対し、登録資格剥奪処分とし、今後の再登録を認めないことを決めた。9月4日に行われた臨時理事会で決議された。また同社野球部の北口正光部長を9月4日から9カ月間の登録資格禁止(謹慎)とした。

 吉川をめぐっては、メジャー挑戦する意向との一部報道が出た8月16日、同社関係者が「(先方と)契約を結ぶ意向です」と話していた。契約は8月10日に交わされたが、吉川本人や報告を受けていた部長、さらにはダ軍側も、これらの行為が規定に抵触すると知らなかったという。同社野球部は吉川にこれまでの経緯を確認。8月23日付でJABAに報告し、吉川は日本代表に選出されていたジャカルタ・アジア大会の出場を辞退していた。

 契約はマイナー契約で、米球界関係者によると契約金は65万ドル(約7200万円)で交わされたという。

続きを表示

2018年9月5日のニュース