日本ハム・中田 王さんに並んだ!歴代6位タイとなる今季11本目の犠飛

[ 2018年9月5日 22:02 ]

パ・リーグ   日本ハム4―0西武 ( 2018年9月5日    旭川 )

<日・西>1回1死二、三塁、先制点となる左犠飛を放つ中田(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハム・中田が、西武戦で王貞治らに並ぶシーズン歴代6位タイとなる今季11本目の犠飛を放ち、勝利に貢献した。初回1死二、三塁から左翼へ先制の犠飛を打ち上げ、前日の先制2ランに続く2試合連続の先制の一打。これで今季97打点とし、2年ぶりの100打点超えも近づいてきた4番は「昨日(4日)は逆転負けしているし、まずは先手を取りたかったのでよかった」と笑顔だった。

 試合前には広島市内の同じジムに通っていた広島・新井の引退表明を受け「全力プレーを見てきた。悲しいというのもあるし、信じ難い」と話しており、兄貴分に感謝を届ける一打ともなった。負ければ自力優勝の可能性が消滅する一戦で踏みとどまり、栗山監督は「最後まで戦いますというメッセージが伝わったと信じている」と力を込めた。

 投げては2カ月ぶりの先発となった左腕・加藤が、7回2安打無失点の快投。宮西、石川直と3投手による3安打完封リレーで、西武の強力打線を封じ、加藤は「緊張もあったけど、全力でぶつかっていくことしか考えていなかった。ツルさん(鶴岡)のリードがテンポにつながった」と女房役の先輩に感謝した。これで首位・西武と5ゲーム差とし、2位・ソフトバンクには0・5ゲーム差に肉薄した。

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2018年9月5日のニュース