ヤクルト・高橋 プロ初登板初先発は5回5失点も小川監督「これからの期待が高まった」

[ 2018年9月5日 22:31 ]

セ・リーグ   ヤクルト6-5中日 ( 2018年9月5日    神宮 )

<ヤ・中>ヤクルトの先発・高橋 (撮影・西川祐介)
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 プロ初登板初先発したヤクルトの3年目左腕・高橋は、5回を6安打5失点(自責4)で勝敗はつかなかった。

 3回までは走者を出しながらも無失点で切り抜けたが、1―0の4回は先頭のビシエドに抜けたチェンジアップを左翼席へ運ばれる同点弾を許すと、2死一、三塁から藤井に3点被弾。「コントロールミスでした」と猛省した。それでも、最速149キロを計測する堂々とした投げっぷり。102球を投じ、「ブルペンでは緊張したけど、ゲームになれば思い切って腕は振っていけた。変化球のコントロールにバラつきがあった。2軍ではカットボールで球数を少なく出来たけど…、次はそういう所を意識してやっていきたい」と教訓を得たようす。

 龍谷大平安高では2年春の選抜で優勝に貢献し、15年ドラフト3位で入団した左腕。6日に出場選手登録を抹消されるが、今後のチャンスを問われた小川監督は「もちろん」とし、「ボールそのものも良かった。初登板であれだけ投げられたら、これからの期待が高まった」と評価していた。

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2018年9月5日のニュース