DeNA・筒香「風使い」になって技あり1試合2本塁打

[ 2018年9月5日 20:38 ]

セ・リーグ   DeNA―巨人 ( 2018年9月5日    富山 )

<巨・D>4回無死、左越えソロを放った筒香(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAの筒香が「風使い」になって1試合で2本塁打を放った。富山で行われた5日の巨人戦。この日は右翼から左翼方向へ強風が吹き付けていた。右翼方向への打球は風で押し戻されるため、一般的に左打者にとっては不利な条件だった。ただ「ハマの4番」は、この風を利用した。

 1点を追う4回、高めの直球を逆方向へはじき返し、左翼ポール際に同点の31号ソロを放つ。8回には、沢村の投じた外角高めの148キロ直球を再び左翼へ。この時点でヤクルト・バレンティンに並ぶリーグトップタイの33本塁打とした。

 2本とも打球をうまく風に乗せた頭脳的な「技あり弾」で「素直にバットを出すことができた」と胸を張った。

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2018年9月5日のニュース