阪神 才木 援護に恵まれず7敗目「最後詰めの甘さというか」

[ 2018年8月31日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神1―3ヤクルト ( 2018年8月30日    甲子園 )

7回に降板する阪神・才木(撮影・岩崎 哲也)
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 19歳、阪神・才木の若さあふれる熱投は報われなかった。自己最多132球を投げ、6回2/32失点。援護に恵まれず7敗目を喫した。

 「あの場面は抑えたかったというか…最後詰めの甘さというか」

 厳しい表情で振り返ったのは1点劣勢で迎えた7回だ。四球と味方の失策で2死一、二塁を招き、坂口にも4球連続の四球で満塁。青木は簡単に2球で追い込んだ後、ファウル2球を挟んだ5球目の148キロ直球を左前へはじき返された。2点差に広げられて降板。背中に送られた観衆からの拍手が物語るように役割は果たした。

 課題だった初回は1死一、二塁からバレンティンを三ゴロ併殺に仕留めて無失点。「ゲッツーで抑えられたのは良かった」とリズムに乗った。不運だったのは5回だ。1死一塁から山中の犠打を処理した梅野の二塁悪送球で一、三塁。続く坂口の中飛も犠飛には微妙な飛距離で、俊介の本塁送球が大きくそれてクロスプレーにならず先制点を献上した。

 直後の攻撃では1死一、二塁で打席へ。追い込まれた難しい状況から三塁線上に止まる巧みなバントを成功させた。幻に終わった同点劇にも気落ちせず、6回は強打の中軸3人を11球で3者凡退。そんな攻守の奮闘は7回で力尽きた。

 自責0が示すように2失点ともに野手の失策が絡んでも、むしろ自分の“失策”の方を悔いた。「四球が絡んでいるので課題。無駄な四球をなくしていきたい」。反省材料として受け止め、懸命に前を向いた。

 先発で2試合続けて6回以上に達していなかった前半戦とは違う。7回2失点で4勝目を挙げた22日の中日戦に続く好投は成長の証だ。「次はやり返せるように」。締めくくった反骨心が次戦への希望になる。(遠藤 礼)

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