雄星10勝目 西武左腕では工藤以来の3年連続2ケタ勝利 オリ自力CS消滅

[ 2018年8月31日 21:29 ]

パ・リーグ   西武1―0オリックス ( 2018年8月31日    京セラD )

西武先発の菊池(撮影・後藤 正志)
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 西武の左腕エース・菊池がオリックス打線を7回零封。炭谷の適時打による1点を守り切って10勝目を挙げた。チームは3連勝で貯金23。

 2回、菊池は腰に違和感をおぼえて一旦ベンチへ。再びマウンドに戻るものの調子が上がらず、四球が続いて2死満塁とピンチを迎えるものの、若月を三振に仕留め無失点で切り抜けた。

 5回に炭谷の中前適時打で1点を先制するが、その裏1死一、三塁と一打同点の状況に。しかし、大城を三振、吉田正を右飛と、ここも0点に抑えた。

 菊池は7回を投げ5安打無失点7奪三振の好投。ランナーを背負うも要所を締めるピッチングで10勝目を挙げた。西武左腕では工藤公康(86〜88年、91年〜94年)に次いで2人目となる。

 オリックスは2番手マーティンを攻め、8回に1死満塁のビッグチャンスを作るが、中島が最悪の二併殺。あと1本が出ず、1点差ゲームを落とした。先発ディクソンは7月1日日本ハム戦から4連勝と調子を上げていたが、1失点で負け投手となった。オリックスは自力でのクライマックスシリーズ進出が消えた。

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