大谷 2打席連発10号、11号!メジャー自身初の1試合2発

[ 2018年8月4日 09:07 ]

ア・リーグ   エンゼルス―インディアンス ( 2018年8月3日    クリーブランド )

インディアンス戦の3回、2打席連続本塁打を放ち、ベンチでバルブエナ(左)と抱き合うエンゼルス・大谷
Photo By 共同

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)は3日(日本時間4日)、敵地インディアンス戦で3試合ぶりに「3番・DH」で先発出場。メジャー初となる3番で、1回に左越えへ10号先制2ランを放つと、3回には2打席連発となる同点の11号ソロを記録した。1試合2本塁打はメジャー移籍後初めてとなった。

 通常3番に入るトラウトは1日のレイズ戦で右手首を痛めており、2戦続けてのベンチスタート。大谷は1回1死一塁で迎えた第1打席、1ストライクからインディアンス先発の右腕クレビンジャーの2球目の96マイル(約154キロ)の内寄り直球を捉えて左翼席最前列へ運び、メジャー1年目で2桁本塁打に到達した。打球飛距離は374フィート(約114メートル)で自身今季最短飛距離の一発。

 2―3と1点を追う3回1死では、フルカウントからの6球目を完璧に捉え、右中間スタンドへ特大の同点弾。目の覚めるような一発で試合を振り出しに戻した。飛距離は443フィート(約135メートル)で自身3位タイ。1試合2発は日本ハム時代を含めると、17年9月8日の西武戦(メットライフ)以来、5度目となった。

 今季これまでの9本のアーチはすべて本拠地エンゼル・スタジアムで記録されており、敵地での本塁打はメジャー移籍後初めて。インディアンス戦では4月3、4日にメジャー1号、2号も記録しており、これで4本目となった。

 マイク・ソーシア監督は大谷の初の3番起用について「相手のブルペン投手に左腕が多いため」と説明。ここ数試合で三振が多いことについては「バッターによってそういう時期がある。アップトンもそういう時期があった。難しい球を打とうとしているのではないか」と問題ないことを強調していた。

続きを表示

この記事のフォト

2018年8月4日のニュース