43歳・岩瀬お見事火消し!1年ぶり白星 松坂“怪物神話”も継続

[ 2018年8月4日 05:30 ]

セ・リーグ   中日4―3巨人 ( 2018年8月3日    ナゴヤD )

今季初勝利を挙げた岩瀬(撮影・椎名 航)
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 完璧な火消し役だ。中日の岩瀬は9回、守護神・鈴木博が代打・阿部に同点打を許し、なおも2死一、三塁のピンチで救援した。

 「(出番が)来るとは思ってなかった。2死だし、とにかく打者を抑えればと。走者はほとんど頭に入れていない」。大城を3球で追い込み、4球目。代名詞スライダーで左飛に打ち取った。その裏のサヨナラ勝ちで昨年8月4日の巨人戦以来1年ぶりの白星。通算58勝目が舞い込んだが「白星は何とも思ってない。先発に勝ちが付いてほしい」と語るのが、救援投手のスペシャリストらしいところだ。

 現役最年長43歳左腕の今季は苦難の連続だった。5月以降、失点を重ねる試合が増え、6月には4試合連続失点。特に6月15日の西武戦では、好投していた笠原から継投も2点を失い、今季初勝利が懸かっていた後輩の白星を消してしまった。

 プロ野球史上最多の985試合に投げ、同最多405セーブを誇る一方で失敗した試合も数多くある。先発の勝ちを消す申し訳なさは誰よりも知っている。体重は5キロ減り、ベッドに入っても眠れない日々が増えた。

 ただ、マウンドで味わった悔しさはマウンドでしか晴らせないことを誰よりも知っている。7月以降は9試合でわずか1失点。暑さが厳しくなってこそ、凄みを増してきた。

 チームは2年ぶりの5連勝。松坂が登板した次の試合は、今季8戦8勝と「怪物神話」も継続した。名古屋市内はこの日、観測史上初めて40度を超える40・3度を記録。レジェンドも怪物もいる名古屋は今、暑くて熱い。 (徳原 麗奈)

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