ロッテ 自力V復活、3位浮上 ボルシンガー快投8回2安打無失点、二塁踏ませず

[ 2018年8月4日 22:22 ]

パ・リーグ   ロッテ5―3楽天 ( 2018年8月4日    楽天生命パーク )

<楽・ロ>6回2死、三好を空振り三振に仕留め、吠えるボルシンガー(撮影・尾崎 有希)
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 再び、加速した。ロッテのボルシンガーは8回2安打無失点と二塁さえ踏ませず、楽天・岸との防御率1、2位対決を制し、両リーグ1位の13勝目を挙げた。球団外国人選手の13勝以上は03年ミンチー(14勝)以来15年ぶりだ。

 「この1週間変えたことはなかった。前回のことは忘れ、一から頑張ろうと思った」

 7月29日の西武戦は4回6失点で2敗目。外国人投手の連勝は11のタイ記録で止まったが、立て直した。3、6回はともに先頭の嶋へ四球を与えたが、いずれも併殺打で切り抜けた。打者の手元で動く直球がさえ、7回まではアウトの数と同じ打者21人斬り。2度目の中5日での先発だったが、前回6月16日の巨人戦では4安打完封と「中5」への適応力も見せた。

 チームは連勝で勝率5割復帰で3位へ浮上した。首位・西武が敗れたため、自力優勝の可能性が復活。「きょうはなんと言ってもボルシンガーがしっかり、ゼロで抑えてくれたことがよかったね」と井口監督も頼もしい助っ人に目を細めた。

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2018年8月4日のニュース