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代打・隼太「何がなんでも」コイ倒V撃 ウル虎ラッキー甲子園快幕

セ・リーグ   阪神4―3広島 ( 2018年4月10日    甲子園 )

<神・広>6回1死一、三塁、代打・伊藤隼が勝ち越しの投手強襲適時打を放ち、ガッツポーズで一塁を駆け抜ける
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 阪神は10日、甲子園開幕戦となった広島戦で逆転勝ちした。詰めかけた4万6209人が、この日、最高に盛り上がった。6回、2点差を追いつき、なおも1死一、三塁。代打・伊藤隼が一岡のフォークをはじき返した打球は、一岡のグラブに当たり三塁方向に跳ねた。

 「はじいたところが見えなかったので、とにかく全力で」とがむしゃらに一塁を駆け抜けると、右手で渾身(こんしん)のガッツポーズ。拙攻拙守でため息の連続だった甲子園に、大歓声をもたらした。

 「前の打者がつないでつないできてくれていたので、何がなんでも走者を還そうと打席に立ちました。なかなか1本出なかったので、ホッとしています!」

 あの時の屈辱を晴らすべく、打席に立った。昨年9月18日、同じ甲子園での広島戦。負ければ2連覇を許す一戦で9回2死からこの日と同じ代打出場し、遊飛に倒れ最後の打者となった。「そういう(リベンジ)思いを常に持って、オフ、キャンプと過ごしてきたつもりです」。シーズン序盤でも、同じシチュエーションで燃えないわけがない。「意識しない方が難しい」と闘志をみなぎらせ自身5打席目で今季初安打、初打点をV打という最高の結果で出した。

 広島先発の薮田から5回までに6四球をもらいながら、わずか1得点。殊勲打が生まれた6回も1死から大山、糸原が連続四球を選び、一岡に代わった直後の梅野も四球で満塁。続く俊介の打球を遊撃・田中が後逸して同点に追いつくという幸運が続いただけに、最後の最後で生まれた適時打の価値は非常に大きい。

 「積極的にいくのが彼の良さですから。変化球ですかね。浮いてきたところを、ピッチャー返しを打って、一気にひっくり返すことができたんで良かったですね」。勝負どころで伊藤隼を送り出した金本監督も、背番号51の躍動に賛辞を送った。

 甲子園での広島戦は昨年5月6日に9点差逆転勝ちするなど、一筋縄ではいかず、何かが起こる。伊藤隼は「ミスが出た試合で勝ちを拾ったのは大きい」。オープン戦も含めて今季初対戦だったリーグ王者・広島に対し、1打席にかける男の執念が勝った。(巻木 周平) 試合結果

[ 2018年4月11日 05:30 ]

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