ロサリオ お目覚め初適時打 コンパクトスイングで9打席ぶり快音

[ 2018年3月11日 05:30 ]

オープン戦   阪神2―2中日 ( 2018年3月10日    甲子園 )

<神・中>初回2死二塁、ロサリオが左前に先制適時打を放つ
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 目覚めの一打だった。初回2死二塁の好機。阪神・ロサリオは初球に笠原の低めチェンジアップを空振りした後、2球目の内角カットボールを捉えた。コンパクトで鋭いスイングではじき返し、強いゴロで三遊間を抜いた。二塁走者の鳥谷を本塁へ迎え入れた先制打。6日のDeNA戦以来3試合9打席ぶりの安打が待望のオープン戦適時打となり、初打点をたたき出した。

 「コンタクトすることだけを考えていた。寒い中で準備もうまくできなかったが、今日はしっかり準備ができて打席に立つことができた」

 試合前の時点でオープン戦打率・111。2月のキャンプに沖縄で猛威を振るった強打が影を潜めていた。特に9日は気温低下の影響もあって3打数無安打。「(この寒さを)1回経験できて良かった」と決して前向きさは失わず、椅子に座っての打撃練習に取り組むなど独自の工夫も凝らしていた。

 見守った金本監督は「内角の速い球を打ち返してくれたから、ひと安心ですね」と再上昇の兆しを感じ取り、「たぶんメモを取っているんじゃないかな」と日本流配球への対応に努める真面目な姿勢を認めた。まだ試運転段階。心配はしていなくても結果が伴えば試行錯誤も軌道に乗る。

 今年からの新加入で直接の縁はない功労者の追悼試合。「大事だと思っていた」と姿勢を正し、「まずは自分のことを積み重ねていきたい」と前を向いた。闘将も願う猛虎の躍進には新4番が猛打が欠かせない。(山本 浩之)

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