巨人・上原 メジャー流39球始動 一塁側からのクロスステップで威圧感

[ 2018年3月11日 05:30 ]

ブルペンで投球練習をする上原
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 巨人の上原が背番号11のユニホームでスタートを切った。入団会見から一夜明け、川崎市ジャイアンツ球場で行われた2軍の練習に合流し、早速39球のブルペン投球を行った。懐かしさを感じつつも「気持ちの高ぶりよりも、時間があまりないことの方が気になる。球と打者との感覚をまず取り戻したい」と30日の開幕へ向けて表情を引き締めた。

 00年からブルペン捕手を務め、10年ぶりに上原の相棒を務めた柳桓湊(リュ・ファンジン)ブルペン捕手が前回在籍時との違いを「(前は)三塁側から真っすぐステップして来ていたけど、一塁側からクロスステップ。(右打者に)威圧感がある」と証言した。約7分間で39球を投げるテンポも光った。

 11日には、打撃投手を務める予定。「ブルペンというよりもバッターに対してというのを重要視したい。投げてみて課題が出てくると思うので、ちょっとずつクリアできたら」と語った。打者と対峙(じ)しながら、ボールやマウンドにも対応していく考えだ。

 鹿取義隆GMは調整期間の目安を10日としており、早ければ20日の日本ハム戦(東京ドーム)から合流する。 (池田 翔太郎)

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2018年3月11日のニュース