清宮 ドラフト指名後初の公の場で“所信表明”「スタートラインに立った」

[ 2017年11月6日 08:30 ]

東京都高野連の堀内会長(左)から記念品を贈られる早実・清宮(右)。中央は日大三の桜井
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 日本ハムにドラフト1位指名された早実の清宮幸太郎内野手(18)が5日、都内で行われた東京都高野連主催の特別表彰式に出席した。10月26日のドラフト会議当日の会見後、初めて公の場に姿を見せた清宮は9月の「U―18ワールドカップ」(W杯)で銅メダル獲得に貢献し、同じく代表入りしたDeNAの5位で日大三の桜井周斗投手(18)らとともにトロフィーを受け取った。

 3連休の最終日。特別表彰式が行われた東京都港区の明治記念館は、七五三や結婚式で多くの人でにぎわっていた。その玄関に、大柄でひと際目立つ学生服姿の清宮が現れた。通りかかった一般客の足が次々と止まる。

 「えっ清宮君?」「凄い大きい!」。10月26日のドラフト会議で日本ハムから1位指名を受けた。翌日に指名あいさつを受けた際は学校の方針で取材対応はなく、ドラフト当日の会見後初めて公の場に登場。7球団が競合した高校球界のスーパースターは一般客から握手を求められると、優しい笑顔で応じた。

 会場では都高野連の役員らが見守る中であいさつした。9月にカナダで行われたU―18W杯で銅メダルを獲得した侍ジャパン高校代表の主将は「自分のチーム(早実)とはまた違ったまとめる難しさがあった。うまくいかないことも多かった。でも、今となってはキャプテンをできたことを誇りに思う」。東京都高野連では日本代表などで顕著な成績を残した東京勢の監督や選手へ記念品の贈呈を行っており、清宮は同じ代表メンバーの日大三の桜井と井上、米沢貴光コーチ(関東第一監督)とともに、トロフィーを受け取った。

 司会者からは日本ハムから1位指名されたことも紹介され、「ドラフトで1位指名していただいた。スタートラインに立ったという実感がある」と現在の心境を口にした。U―18W杯では4番を務めたが、打率・219と結果を残せず、日本も初優勝を逃した。3年後の20年東京五輪で代表入りを目指すスラッガーは「課題ばかりが見えた大会だった。この経験を忘れずに、プロでもまい進していきたい」と誓った。

 DeNAにドラフト5位で指名された左腕の桜井とは代表以来の再会だった。早実、日大三でともに主将を務め、昨秋、今春の東京都大会決勝などで激闘を繰り広げてきた。その桜井は、こうあいさつした。「清宮を追いかけて頑張ってきた3年間だった。これからも切磋琢磨(せっさたくま)して、また上の代表に選ばれるよう頑張りたい」。ライバルからの共闘宣言。清宮は笑顔でうなずいた。

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