原口&陽川“豪快競弾” 虎の大砲候補が秋季Cで猛アピール

[ 2017年11月6日 09:10 ]

4回2死、原口はソロ本塁打を放つ
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 阪神の大砲候補が豪快なアーチで競演した。まずは3回2死二塁。才木が投じた低めの147キロを陽川が完璧に捉えた。ライナー性の鋭い一打はバックスクリーン左に消えていった。

 「1軍では2打席も、3打席も(チャンスは)ないと思うので、1打席目から打てるようにしたい」

 第1打席でも直球を打って出たが右飛。反省し、結果を真摯(しんし)に受け止めことが、快音を呼んだ。ましてや、課題とされる直球を確実にジャストミートしてのもの。「(直球に強くなることは)一番の課題。捉えられたことは良かった」。場外への推定飛距離130メートル弾は練習の成果。片岡ヘッドコーチも「それは評価したいと思います。少し陽川の変化は見られた」と成長の跡を認めた。

 プロ4年目の今季は1軍出場がわずか12試合だった。昨年よりも17試合少なく、打率も・167と低迷。ウエスタン・リーグでは21本塁打、91打点で2冠王に輝いた一方で、1、2軍のレベルの違いを痛感した。それだけに打撃向上にかける思いは、おのずと強くなる。

 強い思いは、原口も同じだった。4回2死からの第2打席。持ち前の強打で、存在感を見せつけた。2―2からの6球目。伊藤和が投じた甘い直球を完璧にはじき返した。

 「追い込まれていたので変化球も頭にあった。(それでも)真っすぐに反応できた」

 手応え十分の一撃は左翼後方に設置された防球ネットを大きく揺らした。原口らしい滞空時間の長い大飛球が、来季への期待を膨らませた。

 今季は開幕5番の座を勝ち取りながら、73試合の出場で打率・226、6本塁打だった。今秋からは捕手に再挑戦。5回裏の守備からは捕手として実戦復帰も果たした。

 「1打席でもアピールしないといけない」。くしくも、2人は最後に同じ言葉を口にした。苦しんだ分、実りの秋にしてみせる。(山本 浩之)

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