ヤクルト、ソフトB構想外の山田獲り 巻き返しへ左の先発補強急務

[ 2017年11月6日 05:30 ]

ソフトバンクの来季戦力構想から外れている山田
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 ヤクルトがソフトバンクの山田大樹投手(29)の獲得に動いていることが5日、分かった。左の先発が不足しているため、来季の戦力構想から外れているとみられる山田の調査を進めていた。

 山田は06年に育成ドラフト1巡目で入団。10年には支配下登録され、12年には自己最多の8勝を挙げた。左肘の手術を経て昨季は9勝でウエスタン・リーグの最多勝を獲得。今季も10勝で2年連続の最多勝に輝いている。

 ただ、選手層の厚いソフトバンクでは1軍での登板機会に恵まれなかった。今季は先発で2試合にとどまり、1勝0敗、防御率3・68。まだ29歳と若い山田に対して他球団の評価は高く、ヤクルトもその一つだった。

 来季の先発ローテーション入りが有力視される左腕は、現状ではベテランの石川しかいない。最下位からの巻き返しを図るチームにとって、先発を任せられる左腕は補強ポイントの一つ。山田の動向を注視しながら、獲得に全力を注ぐ。

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