日立製作所・菅野が存在感 ドラフト候補対決で逆らわず快打

[ 2017年6月24日 06:30 ]

第28回BFAアジア選手権侍ジャパン社会人日本代表1次候補合宿 ( 2017年6月23日    千葉県柏市 )

 日立製作所の菅野剛士外野手(24)が存在感を見せつけた。

 紅白戦第1試合でNTT東日本の右腕・西村とドラフト候補対決が実現。内角球を逆らわずに流し打ち、左前適時打と巧打者ぶりをアピールした。「(西村は)真っすぐが速いことで注目されているが、実は変化球もすごく良い。反応で打てた」と振り返った。視察したDeNAの河原隆一スカウトは「勝負強さは相変わらず。コンパクトに振れるようになっている」と成長を評価した。

 明大では高山(現阪神)らと同級生で東京六大学最多二塁打記録保持者。4年時はプロ志望届を出したが惜しくも指名がなく、社会人へ進んだ。昨年は都市対抗準優勝に貢献し社会人ベストナインも獲得し飛躍の1年となった。昨年のワールドベースボールチャレンジに続く代表入りに向けて「だいぶ調子があがってきて、強いスイングができているし、ボールの見極めもできている」と手ごたえを口にした。

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2017年6月24日のニュース