ダル 試合前から「ちょっとまずいかな」 制球定まらず5回7失点

[ 2016年9月18日 13:39 ]

<レンジャーズ・アスレチックス>5回を投げ終えたダルビッシュは顔に手を当てながらマウンドを降りる (AP)

ア・リーグ レンジャーズ2―11アスレチックス

(9月17日 アーリントン)
 レンジャーズのダルビッシュ投手(30)が17日(日本時間18日)のアスレチックス戦に先発。メジャー自己ワーストに並ぶ7失点を許して5敗目を喫した。

 当初は14日のアストロズ戦での先発を予定していたが、チームはプレーオフを見据え、登板日を急きょ変更。中7日でのマウンドとなったが、序盤からアスレチックス打線につかまり、5回で降板を余儀なくされた。

 初回、ウェンデルに先頭打者本塁打を浴びると、2回は制球を乱した。3連続四球で無死満塁となり、この場面でマクスウェルへ中前2点適時打、さらにウェンデルには左犠飛で早くも4失点。その後も投球のリズムをつかめず、5回は2死から安打と四球で得点圏に走者を抱えると、セミエンに右越え3ランを許した。

 8月29日のマリナーズ戦から白星がなく、9月4日のアストロズ戦では4回7安打5失点で敗戦投手。勝ち負けのつかなかった9日のエンゼルス戦では7回途中まで投げて1失点の投球を見せたが、8日後の登板では今季最多失点を喫してしまった。

 ▼ダルビッシュの話 ことし割と良かった制球の部分で、感覚がすごく悪かった。試合前からすごく良くなかったので、ちょっとまずいかな、と思っていた。

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2016年9月18日のニュース