広島 対阪神戦8連勝でM点灯へ着々 野村6回1失点で自身最多タイ12勝

[ 2016年7月22日 21:20 ]

2回、1死三塁、安部の適時打で生還した鈴木

セ・リーグ 広島4―2阪神

(7月22日 マツダ)
 広島が4―2で阪神に競り勝ち、対阪神戦8連勝。優勝マジック点灯にまた一歩近づいた。マジック点灯は最短で26日。敗れた阪神は4連敗となった。

 広島は2回に阪神先発・藤浪を早くも攻略し、先頭ルナの右前打と盗塁などで1死二塁としてから鈴木の中前適時打で先制。さらに鈴木の二盗に捕手の悪送球も絡んで1死三塁とし、安部の右前適時打で2点目を加えた。

 3回にも1死からルナが右越え三塁打を放ち、松山の左前適時打で加点して3点をリード。4回には先発・野村が1点を失ったが、5回に2死満塁から石原が押し出し四球を選んで1点を加え、7回に2点差とされたが、8回はジャクソンが中軸打者から連続三振を奪うなど無失点。9回から登板した守護神・中崎は最初の打者・鳥谷の打球を足に受け(記録は投手強襲安打)ながらも手当てを受けてから上本、大和、代打・狩野を3連続三振に仕留めるなど力投して無失点で切り抜けた。

 広島の先発・野村は6回で88球を投げ、無四球の6安打1失点で2013年以来となる自身シーズン最多タイの12勝目(2敗)。阪神先発・藤浪は6回で126球を投げ、8三振を奪ったものの9安打5四球で4点(自責3)を失い、自身4連敗となった。

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2016年7月22日のニュース