青木 メジャー復帰即、内野安打「開幕戦のつもりで臨んだ」

[ 2016年7月22日 05:30 ]

<マリナーズ・ホワイトソックス>3回、中直に倒れる青木(AP)

ア・リーグ マリナーズ6―5ホワイトソックス

(7月20日 シアトル)
 マリナーズの青木宣親外野手(34)が20日(日本時間21日)、ホワイトソックス戦で26日ぶりにメジャー復帰して「1番・左翼」で先発出場。5回に捕手前への高いバウンドのゴロが内野安打となり、「調子が上がってきた、ちょうどいいタイミングだった。開幕戦のつもりで臨んだ」と安どの表情を浮かべた。

 前日の傘下3Aタコマでのナイター終了から約12時間後の午前10時に本拠に到着。岩隈やカノら同僚に歓迎を受け、カノからは「もう一度(新人が仮装する)ルーキー・ラギング・デーをやらないとな」といじられる場面もあった。試合では課題だった左投手から四球を選ぶなど、2度出塁。チームも延長11回に球団記録に30年ぶりに並ぶシーズン6本目のサヨナラ本塁打で勝利した。

 メジャー5年目で故障以外では初のマイナー降格。「打てない原因を探した」と試行錯誤を繰り返した。今後は先発出場の保証はない。結果が求められる後半戦に向け「まだまだ試合はある。いっぱい打ちたい」と力を込めた。 (小林由加通信員)

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