200勝王手の黒田に援護を 新井「力が入っている面はあるかも」

[ 2016年7月22日 08:23 ]

キャッチボールで調整する黒田

 3度目の正直だ。広島・黒田が、23日の阪神戦(マツダ)で日米通算200勝達成に向かう。キャッチボールやポール間走で調整し、「通過点だと思いますけどね。早く勝ってね。それ以上の大きな目標があるので、みんなで力を合わせてそれに向かってやっていければ」と力を込めた。

 6日の中日戦(金沢)では6回3失点で負け投手、13日の巨人戦(マツダ)では6回2/3を6失点で負け投手と、2度足踏みした。個人記録よりチームを優先する姿勢に揺らぎはないが、25年ぶりリーグVに弾みをつけるためにも、そろそろ決めたいところだ。

 盟友の新井もまた意気込んでいる。なぜなら6日の中日戦では1得点、13日の巨人戦では無得点と打線がほとんど援護できていないからだ。「黒田さんを援護したい。皆がそう思っている中で、なかなか援護できていない。力が入っている面はあるかもしれない。もう1回、今度こそ…という強い気持ちを持って援護したい」。

 新井も通算300本塁打まであと1と迫り、「そうなれば最高ですね」とダブル達成の可能性に笑顔をみせていた。(柳澤 元紀)

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2016年7月22日のニュース