マエケン 代走の次は代打で空振り三振「簡単に打てるなら投手やめます」

[ 2016年7月22日 07:45 ]

ナショナルズ戦の9回、代打で空振り三振に倒れたドジャースの前田(AP)

ナ・リーグ ドジャース6―3ナショナルズ

(7月21日 ワシントン)
 ドジャースの前田健太投手(28)は21日(日本時間22日)、ワシントンで行われたナショナルズ戦の9回に代打で登場し、空振り三振に倒れた。打率は0割9分4厘。前田は23日(同24日)、カージナルス戦で先発することが予定されている。

 今月6日のオリオールズ戦では、日米通じてプロ初の代走で起用された前田が、今度は代打で打席に立った。6―3と3点リードの9回1死、投手リベラトーレの代打で登場すると、初球を見逃した後、空振り、ファウルで追い込まれ、4球目の約158キロの外角高め速球にバットが空を切った。「前の回くらいに言われて準備していた」という前田。ロバーツ監督は野手を休ませる意図だったと説明した。

 大リーグで日本投手が代打で起用されたのは川上憲伸(当時ブレーブス)に続き2人目。川上は09年5月に2度起用され、ともに三振に倒れた。

 試合はドジャースがターナーの2本塁打などで6点を挙げ、6―3で勝った。

 ▼前田の話 打てなかったが、楽しかった。98マイル(約158キロ)は速かった。変化球の方がいい。そんなに簡単に打てるものなら投手をやめますよ。

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