【大阪】大体大浪商・西田、急きょ登板で好投も４四球を反省

第９８回全国高校野球選手権大阪大会３回戦 大体大浪商２―１岸和田産

（7月21日 久宝寺）
　大体大浪商の最速１４７キロのドラフト候補右腕の西田が勝利を呼び込んだ。当初、登板予定は無しも想定外の展開になり同点の６回から登板し４回１安打無失点で６奪三振。それでも「抑えてやろうと力が入り、うまく制球できなかった。０点に抑えられたのはよかった」と３度、得点圏に走者を背負う要因となった４四球を反省した。

　春夏４度の全国優勝を誇るが夏の甲子園出場は７９年が最後。順調なら５回戦で春季大会で敗れた履正社と激突する。準優勝した昨夏も主戦だったエースは「絶対に甲子園に行く。相手はどこでも同じ。自分の投球をするだけ」と古豪復活を改めて誓った。