QVC ロッテ本拠マリン撤退も 命名権契約解除申し入れ

[ 2016年7月22日 05:30 ]

QVCマリンフィールド

 千葉市は21日、ロッテの本拠地である千葉マリンスタジアムの命名権を得ている通販番組運営会社「QVCジャパン」から契約解除の申し入れがあったと発表した。市は継続を求める考えだが、同社の合意が得られなければ、新たな命名権スポンサー企業を探す方針でいる。

 千葉市によると、QVCは11年3月から20年11月末まで、市と千葉ロッテに計2億7500万円を毎年支払う契約で命名権を獲得し、千葉マリンスタジアムは「QVCマリンフィールド」の愛称で呼ばれてきた。同社から今年6月、「知名度の向上など一定の成果を得た」として契約解除の申し入れがあった。契約には違約金に関する規定はないという。

 千葉マリンスタジアムは千葉市所有で、命名権を得たのはQVCが初めてだった。

 ▼ロッテ・山室晋也球団社長 ネーミングライツスポンサー企業として、多大なバックアップをしていただいていることへの感謝の気持ちは変わりません。今後は千葉市と協議しながら進めたい。

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2016年7月22日のニュース