西岡の代役は…二塁に上本、大和 1番には高山も

[ 2016年7月22日 05:30 ]

20日の巨人戦で左アキレス腱を断裂した西岡

 西岡の長期離脱を受けて阪神・片岡打撃コーチは沈痛な面持ちで広島へと向かった。「(離脱は)痛いよ。本当に…」。最近5試合で平均得点は2・2。沈黙が続く攻撃陣の中でも西岡は奮闘し続けていた。12日のヤクルト戦から5試合連続で1番として出場。そのうち3試合でマルチ安打を記録していた。

 「調子も良くなってきていたし、チームを引っ張ってくれた。打つ、投げる、走るだけじゃなく。一日も早く治して、元気な姿を見せてほしい」

 現時点では早期復帰を熱望するしかなかったが、今日22日からは広島3連戦と戦いは続く。西岡に代わる二塁手は上本、大和が有力候補。打順1番には、今季の開幕戦からチームトップの計39試合で努めたドラフト1位・高山が戻る可能性も十分にある。

 西岡ショックの払拭(ふっしょく)には、さらなる若手の奮起も求められる。「連敗が続いているから止めないといけない。チーム全体が強い気持ちを持っていかないと」。打順を固定できないのが現状だが、その分だけ改めて一丸が必要と強調していた。

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2016年7月22日のニュース