野球はハマスタに一本化 五輪追加種目の会場候補

[ 2016年7月22日 22:51 ]

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は22日、東京都内で追加種目検討会議を開き、8月初旬の国際オリンピック委員会(IOC)総会で五輪追加種目に正式決定すると見込まれる5競技の会場候補地を了承した。組織委は具体名を公表しなかったが、複数の関係者によると、野球・ソフトボールはプロ野球DeNAの本拠地、横浜スタジアム(横浜市)に一本化された。

 サーフィンは千葉県一宮町、スケートボードとスポーツクライミングはお台場エリアの江東区青海、空手は日本武道館となった。組織委幹部は「詳細を詰めなければいけない部分はあるが、(当該の国際競技連盟から)おおむね了解は得ている」としており、今後は決定に向けて自治体などとの調整を急ぐ。

 候補地は25日の組織委理事会で承認し、IOC総会に臨むが、布村幸彦副事務総長は「(会場は)種目が決まるのが大前提」と述べ、公表はその後になるとした。野球の福島県開催については「被災地から要望があることは承知しているが、(現在は)各競技の主会場を決める段階」と話し、検討は追加種目決定後との見通しを示した。

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2016年7月22日のニュース