【山形】鶴岡東　４投手継投で接戦逃げ切る「甲子園でも４人で…」

＜鶴岡東・山形中央＞延長１０回から登板し最後を締めた鶴岡東の須藤

第９８回全国高校野球選手権山形大会決勝 鶴岡東１０―８山形中央

（7月21日）
　山形中央を延長戦の末、１０―８で下して２年連続５度目の出場を決めた鶴岡東は、息詰まる接戦を４投手による継投で逃げ切った。

　４番手・須藤は同点に追い付かれた１０回１死一、二塁で登板。後続を断ってサヨナラのピンチを逃れると、直後の１１回には、１点を勝ち越してなお２死一、二塁から右前適時打で「気持ち的に楽になった」。その裏１死満塁としたが、伝令役の先発・太田から「最後は気持ちでいけ」と励まされて「ここまできたら思い切って投げよう」と開き直った。最後は相手先発・荒沢を二ゴロに仕留め、ゲームセット。「甲子園でも４人で継投して勝っていきたい」と意気込んだ。