【奈良】天理１６安打８得点快勝　漆原「夏にかける思いは強い」

第９８回全国高校野球選手権奈良大会３回戦 天理８―１御所実

（7月21日 佐藤薬品スタジアム）
　天理の猛攻の突破口は主将の４番・漆原が開いた。２回先頭でチーム初安打を左前へ。２死二塁からの６連打につなげて一挙５得点。７回には右翼ポール際へトドメの一発も放った。

　「打てる時はたくさん点を取って投手を助けたい。ただ、僕らの特長は守備でリズムを作ること。見えないミスがあった。課題にしたい」。１４―０の５回コールドだった初戦に続く１６安打８得点での快勝にも油断はなく、「去年の秋も今年の春も勝てていない。夏にかける思いは強い」と力を込めた。