ロッテバッテリー、考える余裕与えた“罪のある1ボール”

[ 2016年5月2日 09:54 ]

<ロ・日>2回無死満塁、浅間への4球目、ボール球を要求する捕手・吉田

パ・リーグ ロッテ4-9日本ハム

(5月1日 QVC)
 無意味な…、いや、相手の気持ちを楽にしたのだから「罪のある1球」と言える。ロッテの伊東監督が「冷静に状況を考えてほしかった」と振り返ったのは、2点リードされた2回無死満塁の場面だ。

 初回に33球で2点を失うなど制球難の大嶺祐が浅間を3球で追い込み、1ボール2ストライク。ここで捕手の吉田は外角のボール球を要求し、右腕もその通り投げた。明らかなボール球を見送り平行カウントとなった浅間は「ボールが1つ増えて考える余裕が生まれた」という。勝負するつもりで投じた5球目の直球も明らかなボール。フルカウントと苦しくなった6球目、甘く入った高めのフォークを左中間に運ばれ、失点を重ねた。

 ナバーロがデビューから7戦連続安打で7打点目を記録するなど打線は好調。この日も大谷から4点を奪った。救援陣も好調なだけに、2回のピンチで大嶺祐と吉田に課された命題は「失点は1点でも少なく」だった。

 連勝は4でストップ。2回途中5失点KOの大嶺祐は「チーム、ファンに申し訳ありません、の言葉しか出てきません」と絞り出した。バッテリーが高卒2年目の19歳に簡単に与えた「1ボール」には想像以上のダメージがあった。(山田 忠範)

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