高木痛恨1球…巨人2位転落 4戦連続投手に打たれた

[ 2016年5月2日 05:30 ]

<ヤ・巨>3回1死、山田にソロを浴びる高木勇

セ・リーグ 巨人2-11ヤクルト

(5月1日 神宮)
 敵地・神宮で開幕3連勝のお返しをされた。ともに今季ワーストの14被安打、11失点での大敗。3戦計19失点での今季初めての3連敗に巨人・高橋監督は唇をかんだ。

 「いいようにやられているというか、同じようなバッターにやられている。考えなくちゃいけないんじゃないですか」

 プロ2年目で初めて中4日で先発した高木は精彩を欠いた。2―0の2回、1点を返されなおも2死一、三塁から、投手の原樹に逆転の左中間2点二塁打。山田には3、5回に2打席連続本塁打を浴びた。5回6失点KOで2敗目の右腕は「コーチ、監督、ファンの期待を裏切ってしまった」。高木は登板4戦連続で投手に安打を許しており、村田ヘッドコーチは「絶対に打たれたらあかん。意識が甘い感じもする」と指摘した。今季神宮では6試合で計31失点。1試合平均5・2失点は球場別ワーストで、昨季3勝8敗の鬼門は今季も1勝5敗となった。

 5戦全勝だった日曜日に初めて黒星を喫し、4月15日以来の首位陥落。高橋監督は「勝ったり負けたりはするわけだからね」と言いつつ厳しい顔でクラブハウスへ消えた。(春川 英樹)

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2016年5月2日のニュース