ダル 久々実戦に目潤ませる「肘ぶっ飛ばないかな?と。マジで思った」

[ 2016年5月2日 07:51 ]

レンジャーズ傘下のマイナー2Aフリスコの一員として、手術後初めて実戦に登板したダルビッシュ。2回を無安打無得点に抑えた

 レンジャーズ・ダルビッシュ有投手が1日(日本時間2日)、右肘手術後初の実戦登板で傘下2Aフリスコのコーパスクリスティ戦に先発。2回を投げ無安打無失点に抑えて2奪三振。直球は最速97マイル(約156キロ)を計時した。

 「まずは試合で2イニング投げられたことが良かったことだと思います。気持ちが入りすぎるというか、そこ以外は良かったと思います」

 初回は2死から3番マクドナルドは四球で歩かせたが、グレゴールを三飛に仕留めて無失点。2回は先頭のデービスに三ゴロ失策で出塁されたが、後続を危なげなく抑えた。

 「肘ぶっ飛ばないかな?と。それだけはマジで思っていました」と安どの表情を浮かべ、目は充血し潤んでいた。「リハビリ登板1回目なのに、メジャーの無死満塁ぐらいの気持ちで常に投げてしまった」と普段はクールな右腕でも、気持ちの高ぶりは抑えようがなかった。

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